2007年10月31日

きみにしか聞こえない CALLING YOU

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私はケータイを持ってない。なぜなら、私には友達が
いないから。だから毎日空想をして、憧れ続けていた
ある日。頭の中に鳴り響いた美しいメロディ。それは
同じさみしさを抱えた少年からのSOSだった……。

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やっと読めた。前から読みたくて仕方なかったんだよね。
映画化もされて話題にもなったし。

3編からなる短編集なんだけど
どの短編も主人公はとても孤独で
自分自身をうまく表現出来ずに居る。

「きみにしか聞こえない」では
少女と少年、2人しか分からない優しい時間が
流れていく。最初は「ありえない」と思ってた
設定だったのにいつの間にか物語に
惹き込まれてる自分を自覚する。
読みすすめるうちに、この2人の
「幸せ」を願うようになる私・・・

読み終わった後は切なさとほんのりとした
温かい気持ちが残る本だった。

お勧めの一冊。

★★★★+☆

posted by ゆき at 16:07| Comment(3) | TrackBack(3) | 乙一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

GOTH

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ぼくは、死体が見てみたい…
森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。
学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後
まだ発見されていない被害者の死体を見物に行くことを決めた…。

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「暗いところで待ち合わせ」を書いた作者と
本当に同じ作者だろうか?
そう思わせる程、内容が全く違う。

「暗いところで待ち合わせ」を読んだ時に
感じた爽やかさや切なさは全くなく
どこまでも、どこまでも
人間の「闇」の部分をテーマに
物語が書かれている。
全部で6編の短編があるのだけれど
全てが人間の「闇」がテーマ。

文章中にはあまりにもグロテスクで
残酷な描写もあり想像するのも難しい。
「闇」+「グロテスク」という事で
好き嫌いが分かれる作品だと思うし
ある意味、この本には年齢制限を
設けた方がいいんじゃ?などどいう
余計な心配までしてしまう。

しかし、グロテスクなだけでなく
しっかりとミステリー要素も入っている。
少なくとも、6編のうち2編は
しっかり作者のしかけにはまり
「えっ?どういう事?」と
前のページを読み直す羽目に。。。w

好きな人は間違いなくはまるであろう1冊。

★★★★☆









posted by ゆき at 21:35| Comment(4) | TrackBack(2) | 乙一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

暗いところで待ち合わせ

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視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。
職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで
起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。
犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み
居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは
身を守るため、知らない振りをしようと決める。
奇妙な同棲生活が始まった―。

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初、乙一作品。
ミチル視点、アキヒロ視点と2人の視点から
物語は進行する。

最初はお互いの恐怖心から表立った接触を
避けて生活していくのだけど
ある出来事をきっかけに2人の距離は急速に
近づいていく。

物語は静かに、静かに進行していくのだけど
その静けさの中に、暖かく切ない物が混じっていて
読んでいると何とも言えない気持ちになる。

ネタバレあり。
続きを読む方はご注意を。


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posted by ゆき at 16:56| Comment(5) | TrackBack(5) | 乙一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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