2008年01月19日

ストーリー&テリング

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ともにバツイチで子持ちの似通った境遇の絵門千明と
梶山真智子。出会ってすぐに意識し始めるふたりだが
お互い一度は結婚を失敗した身。トラウマから、新しい恋に
臆病になっている。まるで中学生の初恋のような中年の恋愛に
まわりは苛つきながらも親友、母親、子供達から励まされ
ふたりの恋愛は少しずつ進んでいく。

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以前読んだ「ラブかストーリー」は10代
「ラブコメ」は20代の恋愛だった。
そして、とどめはこの30代の恋愛話。

あっと驚くようなどんでん返しもなく
王道中の王道をいくようなラブコメの
展開なので安心して読める。

ラブコメの中にも家族愛がピリっとした
スパイスのように効いてるのもいい。

まず今回は冒頭からしてやられた。
だって、小説にも関わらずなぜか
漫画が。。w
その漫画の内容も突っ込みどろこ満載だったし。。
まぁ、最初の漫画部分が終了すると
ちゃんと突っ込みが入るんだけどね。。w

恋愛物3部作とでもいおうか。読了完了。
この3冊の時間がやっと繋がった感じ。
1番良かったのは、この「ストーリー&テリング」かな。
大人なんだけど、中学生のような恋愛。
そして、それを応援する子供達。
親と子のやりとりも良かったなぁ。
この作者独特の小ネタや軽いタッチの文章も良かった。

「これからずっと私のこと、おなかの中で 馬鹿にしても
 かまわない。だから、お姫様だっこしてほしい。」

このセリフはピカ一でしょう。

そうそう余談だけど
アロハ寿司、そんな理由で海外進出か?w

「ラブコメ」の感想はこちら
  ↓    ↓
http://xxyukixx.seesaa.net/article/64932955.html

「ラブかストーリー」の感想はこちら
  ↓    ↓
http://xxyukixx.seesaa.net/article/58486207.html

★★★★+☆

2007年11月22日

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所

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今や国民的な漫画となって久しい
『こちら葛飾区亀有公園派出所』と、日本推理作家協会を
代表する七人の作家の小説世界が融合した、前代未聞
空前絶後のコラボレーション!

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大沢在昌と東野圭吾に惹かれて読んでみた。
この2人がこち亀を書くとどのようになるのか
読む前から興味しんしん。

7人それぞれの個性が出ていてどれも
味のある作品になってると思う。
作家独自のキャラクター達がこち亀メンバーと
絡みあい、ドタバタ劇を繰り広げていくのは
漫画を読んでるようで楽しかった。
この作品集の中では1番東野圭吾作品が
漫画のこち亀の両さんに近かったかな。

どれもこれも楽しく読めたけれど
1番印象に残った作品は今野敏作品の
プラモデルを題材にした短編。
両津は最後の最後まで登場しないんだけど
存在感が大きく出ていて、ラストシーンも
心に残るものになっていた。
もっと長くてもいいなぁと思った。

それぞれの作者のおなじみの作品を
読んでから読むともっと楽しめたかも。

★★★★+☆

2007年11月06日

ラブコメ

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松田真紀恵(人形町の花屋店長・25才)は恋をする暇もなかった。
朝5時起きで花市場に仕入れに行き、気がつけば夜の9時。
性格はきついわ、男っぽい言葉遣いながらものすごい美人なのに
もう1年11か月も恋をしていない。ところが、恋の神様の
いたずらというべきか、ある日突然、元カレと20年彼女を
慕い続けた幼なじみがあらわれて…。

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最初の数ページを読んだだけで
だいたいラストの想像はつくけれど
それでも面白かった!!
読み出したら止まらなくて結局一気読み。

軽いテンポと爽快なノリで進んでいくので
読みやすく、ところどころに張られた伏線も
気になりどんどん読める。
まるで、ドラマの脚本を読んでるような錯覚かな。

私は先に「ラブかストーリー」を
読んだのだけどその本と同じ登場人物も
出てきて「なるほどぉ。こういう繋がりね」
ってな感じで尚更面白みが増した。
順番に読んでる人はまた違う感想なんだろうけど。

「ラブかストーリー」と違って大人が主人公というのも
読みやすかった要因のひとつかもしれない。
感情移入もしやすかったしね。

読み終わった後は元気にはなれるけど
ずーんと心に響くものはないかも。

「ラブかストーリー」の感想はこちら
  ↓    ↓
http://xxyukixx.seesaa.net/article/58486207.html

★★★+☆☆

2007年10月02日

ラブかストーリー

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超美形だが、妄想癖の強い童貞高校三年生・永峰達也は
通学途中、清楚系美少女・轟未来に一目ぼれする。未来との
妄想シミュレーションを展開する中、奇蹟的にメアドの交換
上野公園初デートへと事態は進むが・・・。

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この方の本は「天国の本屋 恋火」しか読んだ事が
なかったので、今回もこういうような感じの本なのかなぁと
思ったら全然違ってある意味、ビックリ。

ラブストーリーなんだけど、ラブコメ(?)
この本、達也の妄想シーンが半分以上を占めていて
笑える。っていうか本当に居そう。。
こういう高校生。w
笑いだけで終わるのかなぁと思いきや
個性豊かなキャラクター達のセリフには
結構感動するものがあったり
笑いだけでは終わらない部分も。

私は女性なので少し分からない部分もあったけど
男性だったらもっと共感出来るのかなぁ。
そこまで童○を気にしなくてもいいのにと
思うのだけど、、プライドの問題か?

この作品、この前に関連の2作品が出てるらしい。
どうやら読む順番を間違えたみたい。
うーん。やってしまった。
今からでも、前作2作品を読もうかな。

何も考えずお気楽に読むにはお勧めの本。

★★+☆☆☆

2007年08月08日

天国の本屋 恋火

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ある日突然、ピアニスト健太は謎のアロハシャツ男ヤマキに
声をかけられ、天国の本屋に短期バイトとして連れてこられた。
そこで彼は、ある女性ピアニストに出会う。一方、飴屋の娘
香夏子は商店街復興のため、花火大会に向け奔走していた。
そこで彼女は「その花火を見ればふたりの恋は成就する」
という伝説の花火師に出会う。天国と現世。
ふたつのストーリーが同時進行するなか花火大会当日
ついにある“奇跡”が訪れる-。

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この本って映画にもなる程有名な本だったんだね。
今、このブログにupする為
アマゾンを検索してて初めて知った。
んー。確かに映画にするにはピッタリの話かも。
そして、そしてこれってシリーズ物だったんだね。
どうやら、1番最後を読んだみらい。
最初の2冊を読んでからの方が良かったのだろうか。。。

で、私の感想はというと。
「可」もなく「不可」もなくといった感じ。

うーん。なんだろう。
綺麗に無難にまとまり過ぎてる印象が強すぎるのかも。
読後感は決して悪くはないんだよね。ふむ。
予想通りの展開過ぎてなんだかなぁと。
自分としては少し、意外性が欲しかった。

このシリーズ第3弾より、前2作品の方が良いと
いう話もあるので機会を見つけて読んでみようかな。

★★+☆☆☆

2007年07月03日

気分は名探偵

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犯行現場へようこそ。名手6人、極上の謎できました!
列車、別荘、学園、・・・
謎多き事件現場に、本格推理のリーダーたちが、あなたを招く!!

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我孫子武丸・有栖川有栖・霧舎巧
貫井徳朗・法月綸太郎・麻耶雄嵩
上記6人の作家が読者に挑む
犯人当てアンソロジー。

夕刊フジに犯人当て懸賞ミステリーとして
掲載されたものを集めた一冊。
なので、文章も事件編と解決編に分かれていて
各章の扉裏にその際の正解率が記載されている。

作者それぞれの特徴が出ているので
読み比べる意味でも面白く
読んだ事のない作者を知るいい機会にもなった。

で、私の回答は残念ながら惨敗。。
難しすぎる・・・。
正解した人が居るなんて信じられない。
1番低い正解率なんて
貫井徳朗「蝶番の問題」でたったの1%。
100人で1人の正解率って。。
1番高い正解率でも
法月綸太郎「ヒュドラ第十の首」で28%なんだよね。
当たった人、マジ尊敬する。

正解は出来なかったものの
読んでいて面白かった。
特に気に入ったのが貫井徳朗「蝶番の問題」
そして我孫子武丸「漂流者」。
ミステリー好きで推理小説を読む時に
犯人を考えながら読む人にはお勧めの本だと思う。

最後にある「筆者座談会 私は誰でしょう」も
遊び心たっぷりでいいんではないだろうか。
私はこれが1番分かりやすかったよ。w

★★★☆☆





ラベル:読書 ミステリー

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