2009年03月26日

ラブコメ今昔

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突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは
「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?

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自衛隊X恋愛の短編集。
「クジラの彼」に続く第2弾。

どれもこれも、ベタ甘全開で
「きゃ〜♪」って感じ。

男性視点からの物語が多かったのも良かった。
現実では絶対ありえないであろう
シチュエーション。。
物語の中に入ってどっぷり楽しませて頂いた。

読み終わった後、温かい気持ちになれる。

お勧めの一冊♪

「クジラの彼」の感想はこちら
    ↓
http://xxyukixx.seesaa.net/article/34932069.html

★★★★★

ラベル:読書 有川浩 恋愛
posted by ゆき at 08:11| Comment(5) | TrackBack(4) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

別冊 図書館戦争U

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大好評『図書館戦争』シリーズ、スピンアウト第2弾!
そんで、結局あの人たちは?これにて幕引き。

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待ちに待った第2弾!
図書館から順番が回ってくるまでの
長かった事。長かった事。
しかーし、待った甲斐があったというもの。

最初から最後までやられっぱなし。
特に気になっていた手塚と柴崎。
うんうん。本当に君達、長かったね。
本編終了から、全然発展してなかったとは。。w
まぁ、そういう2人だからこその
この恋愛か?w

「別冊 図書館戦争T」が
甘く甘く、とろけちゃいそうな本なら
「別冊 図書館戦争U」は
甘さ控えめの本かな。
あくまで「T」と比べると・・・
という前提だけど。

もちろん、手塚、柴崎の話だけじゃなく
堂上と郁の結婚生活も垣間見る事が出来て
これでも、やられっぱなし。。

最初から最後まで大満足の一冊♪
これでシリーズ完結なんて寂しいです。
もっと書いて欲しいなぁ。

そうそう、後書きに書いてあったけど
有川先生の旦那様、ナイスアドバイスです。
旦那様のコメントがあったからこその
追記ですもんね。ありがたや。ありがたや。w

★★★★★

posted by ゆき at 16:36| Comment(3) | TrackBack(5) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

別冊 図書館戦争T

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「図書館戦争」のベタ甘全開スピンアウト別冊シリーズ第1弾。
堂上篤、笠原郁の武闘派バカップル恋人期間の紆余曲折アソート。
登場人物を中心に、図書館の比較的小さな日常事件を絡めて綴った
ラブコメ仕様。

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むふっ♪むふふふふっ♪
いやいや、けっして怪しい者じゃございません。
この本を読んだら、誰でもこうなるって
自信を持って言えるね。

いやぁ、期待通りのいや、期待以上の
甘、甘ぶりっ!!!w

こんな事やあんな事、そんな事まで
やっちゃいましたか?
もう、いやだわぁ〜。なんて
おばさん目線の私って。。。w

「恋愛」って素敵なんて思ったりして。。
くぅ〜。
もう、この2人が羨ましいったらありゃしない。
読者としては
最後には「勝手にしてちょうだい」状態よ。w

図書館戦争シリーズのキャラが大好きな方達には
きっとたまらない一冊。
キャラ重視も重視の本になってるからね。
そして、この作者、キャラ重視の中にも
図書館で起こるちょっとした日常的な
事件も交えて書いているからそちらの方も
読み応え在りで面白い。

別冊 図書館戦争Uも今から楽しみ〜♪
でも、図書館での予約待ち凄いんだよなぁ。
いつ手元に届くやら・・・w(:_;)w

この別冊、間違っても公共の場で読まないように
注意を促したい。w

★★★★★


posted by ゆき at 17:18| Comment(3) | TrackBack(4) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

図書館革命

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あの図書館の鐘を鳴らせ!

年始、原子力発電所を襲った国際テロ。
それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の
始まりだった――
ついにメディア良化法が最大の禁忌に手をかける!?
図書隊は良化法の横暴を阻止できるのか!?
手詰まった状況を打破する一手を放ったのは
――何とタスクフォースの山猿ヒロイン!
『図書館戦争』シリーズ第4弾にして完結巻
これをもっていよいよ閉幕!
果たして、幕は無事に下りるのか――!

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きた、きた、きたぁ〜グッド(上向き矢印)
やっときたよ。最終巻わーい(嬉しい顔)

もう、表紙を見た時の興奮と言ったら。。おいっ!w
あれだけの伏線。
郁と堂上&手塚に柴崎
そして小牧や玄田。
いやぁどうやってラストに
持っていくか読むまであれこれの想像も楽しかったけど。。

んー。やっぱり有川さん。素晴らしいっ!!
そして、3冊ではなく4冊完結を勧めてくれた
編集者様、感謝、感謝、感謝でございます〜♪

で、本題。。。

ネタバレあり。
続きを読む方はご注意を。


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posted by ゆき at 18:06| Comment(11) | TrackBack(10) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月30日

塩の街 −メディアワークス版−

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塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を
飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭
少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな
人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは
烈しく、あるときは浅ましく。それを見送りながら
二人の中で何かが変わり始めていた。
そして―「世界とか、救ってみたいと思わない?」。
そそのかすように囁く男が、二人に運命を連れてくる。

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とうとう、ハードカバーで出版された。
文庫版で読んでいたので読まないでおこうかと
思っていたのだが、「塩の街 その後」が
書き下ろしで入ってる事が判明。
これは読まねば。。という事で図書館で借りてきた。
本編の感想は以前の感想を参考にどうぞ。

だた、後書きにも書いてあるように
文庫本とハードカバー本では多少の違いがある。
文庫本を読まれた方でも再読すると
また新たな発見があって面白いかも。

さて、「塩の街 その後」の感想はと言うと。。
いやぁ、今回もやってくれました。
もう、読みながら秋庭にニヤニヤしっぱなし。
最初から最後まできゅんきゅんでしたね。
良かったよぉ。
ノブオが自分の甘えを知り現実に目を向け
成長していく過程もよく書かれてたように思うし
短編4本が追加されてるんだけど
その内、1編は本編でも出てきた野坂夫妻の話で
これも楽しめた。由美の気持ちが痛い程分かる。
それを受け止める正の性格も素敵すぎるよ。
自衛隊の恋愛話を書かせたら
天下一品なのでは?w
そして、そして、もう一編。
意外や意外、入江が主役の短編。
彼独特の雰囲気もここでは健在。
昔からこういう人だったのね。。みたいな。

最後のラストシーンは決まっていたと
作者が話すとおり、うん。これ以外はないなと思う。

文庫本を読んで、その後が読みたいと
思っていただけに大満足の一冊になった。

★★★★★

ラベル:読書 有川浩
posted by ゆき at 22:04| Comment(7) | TrackBack(6) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

塩の街 −電撃文庫版−

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塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を
飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭
少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな
人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは
烈しく、あるときは浅ましく。それを見送りながら
二人の中で何かが変わり始めていた。
そして―「世界とか、救ってみたいと思わない?」。
そそのかすように囁く男が、二人に運命を連れてくる。

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やっと読めた有川浩のデビュー作。
なんだかんだと今、現在出版されてる本で
1番最後に読んだのかも。。

デビュー作で、これですか?
この方独自の世界観がデビュー作から
ガンガンいきてる。

自衛隊は出てくるけど、恋愛の方に重点があるかな。
デビュー作から自衛隊と恋愛のmixだったのね。。w

後書きにはこう書いてある。

@自分や自分の大事な人が命を落とす代わりに
 世界が救われる
A世界は滅びてしまうけど、自分と自分の大事な人は
 世界が滅びるまでは永らえる

あなたはどちらを選びますか?

そして、この話は@よりAを選んだ人たちの物語。

私は間違いなくA。
大事な人が居ない世界なんて考えられない。
大事な人を失ったら世界が救われても
私が救われない。
大事な人と引き換えの世界なら要らない。

読んでいて、涙なしでは読めなかった。

ただ、途中から展開を急ぎすぎてるように感じる。
2人の前に1人の男性が現われるのだけど
そこからの展開はあれよ、あれよという間。
その男性が現われるまではとても丁寧に
真奈と秋庭の心理描写がされていたのに。。
「世界を救う」という大きな展開を持ってきて
それを完結する為にそちらに気をとられてしまって
心理描写が少し不足になってるように感じた。
応募作品だったから枚数制限があったのだろうけれど
それにしても残念かな。

そういうマイナス部分はあるもののお勧めの1冊。

欲張るなら後日談が欲しかったかも。

★★★★+☆




ラベル:読書 有川浩
posted by ゆき at 23:11| Comment(2) | TrackBack(4) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

図書館危機

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王子様、ついに発覚! 山猿ヒロイン大混乱!
混乱のあまり現場をひっちゃかめっちゃかに!?
一方、玄田のもとには折口からの出版事情の揉め事相談が。
出るか伝家の宝刀・反則殺法!
そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?
そこで郁を待ち受けていたものは!?

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図書館シリーズ第3弾。
いやぁ、前作、あの状態で終わったので
気になって、気になって仕方がなかったシリーズ。

このシリーズ、後書きに書いてあったのだけど
全4冊になるようで。。
この第3弾、しっかり役目を果たしている。
シリーズの中でも山場のシーンが盛り沢山。

郁の恋愛が「憧れ」から「現実」のものに代わり
図書隊員として初の戦闘に参加。
そこで見たものは綺麗事だけの世界ではなく
現実に起こっている出来事。
郁の成長が見られる1冊になっている。
郁の他にも、柴崎、玄田隊長、小牧など
気になるキャラはてんこもりで
泣いて、笑って、怒って
ときめいてと忙しい1冊になっていた。

もちろん、この本の最大(?)のテーマである
放送禁止用語などの差別用語の問題提起もされていて
考えさせられるシリアスな部分もある。
でも、それだけに傾かないよう
あまりシリアスにならないようにされているのもさすが。

ラスト1冊。
どのような結末に持っていくのか非常に楽しみ。

★★★★+☆





posted by ゆき at 17:09| Comment(9) | TrackBack(13) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月28日

クジラの彼

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「沈む」んじゃなくて「潜る」。
潜水艦とクジラと同じだから。
人数あわせのために合コンに呼ばれた聡子。
そこで出会った冬原は潜水艦乗りだった。
いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。
そんな彼とのレンアイには、いつも大きな海が横たわる。

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6編からなる恋愛短編集。
作者の後書きにもあるように
「いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!」
の言葉通り、ベタ甘い。それもちょーベタ甘!!

いや、でも、私満喫させて頂いた。
もう、最初から最後まで微笑ましく
そして、気がつくと読みながらにやけてる自分が。
想像以上に、良かった。
こういう本を読んでると
「恋愛」っていいなぁって思うから不思議。

この本、「海の底」「空の中」に出てきたカップルの
その後が書かれてるのも良かった。
気になってたんだよね。

特に「空の中」のカップルの話
「ファイターパイロットの君」は良かった。
涙なしでは読めなかったよ。涙がとまらなかった。
こういう風に想われたいし、また、想いたい。

ネタバレあり。
続きを読む方はご注意を。


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posted by ゆき at 19:32| Comment(10) | TrackBack(12) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

空の中

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200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。
「変な生き物ゆうたわね?そやね?」―秘密を拾った子供たち。
「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」
―秘密を探す大人たち。秘密に関わるすべての人が集った
その場所で、最後に救われるのは誰か。

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自衛隊+謎の生物+恋愛という事で
「海の底」と同じパターンかな。
ラストは全く違う展開だけど。

謎の生命体を拾った瞬。
尊敬する上司を目の前で亡くした光稀。
(私も光稀は最初、男性だと思ってた。w)
この2人を軸に物語が展開していく。

それなりに面白いと思う。
それぞれの人物描写はよく魅力的だったし。
だけどのれなかったというのが正直な感想。
途中、だらけちゃったし。
ラストはラストであっさりしすぎというか
それでまとめちゃうの?って感じだったし。
もう少し、踏み込んでも良かったんじゃないかな。

読む順番を間違えたように思う。
「レインツリーの国」→「海の底」→「図書館戦争」→「図書館内乱」と
逆から読んだのがまずかった。
どうしても、読んだ本と比べてしまう。
この方、後になればなるほど物語の展開がうまくなってるんだよね。
「空の中」を最初に読んでれば
また違った感想になってたと思うんだけど。

デビュー作の「塩の街」読みたいと思ってるけど
もしかして読まない方がいいのかな?
でも、気になる。。うーむ。。

★★★☆☆



ラベル:読書 有川浩
posted by ゆき at 17:28| Comment(10) | TrackBack(13) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

図書館内乱

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相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ!
山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを
叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。
迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!?
どう打って出る行政戦隊図書レンジャー! 
――図書館の明日はどっちだ!?

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読み終わった第一の感想は
「えっ?!ここで終わり?そんな殺生な。。。」だったりする。
だって、めちゃくちゃいいとこで終わってるんだよね。
容赦なく「・・・To be continued」の文字。
ここで終わられたら、誰だって
続きが気になって仕方ないと思うんですけど。w

「図書館戦争」に続くシリーズ第2弾。
前作は図書館の現状、つまり「メディア良化法」なる物を
説明する部分が多く感じ、物語としてはちょっと
満足感が足りなかったけど今回は私にとって
満足出来るものだった。
全体の構図としては、主要キャラ達のサイドストーリーが
メインで短編のようだったけど、それぞれのキャラの
人間像に深みが出たし、前作以上に愛着が湧いた。
シリーズ化決定という事で、読み続ける為には
必要な1冊になってると思う。

この1冊の中で1番私が気に入ったサイドストーリーは
なんと言っても小牧教官の話。
私は最初に「レインツリーの国」を読んでたから
尚更良かったのかも。
毬江の「私のことだと思っていい?」のセリフには
思わず、切なくなってしまったよ。

出版された順番は
「図書館戦争」「図書館内乱」「レインツリーの国」らしいが
読む順番としては
「図書館戦争」「レインツリーの国」「図書館内乱」という
順番をお勧め。その方が、「図書館内乱」に出てくる
「恋の障害」の一章は分かりやすいし感情移入もしやすいと思う。

早く続きが出てくれないかな。

★★★★☆




posted by ゆき at 13:45| Comment(16) | TrackBack(14) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

図書館戦争

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公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として
『メディア良化法』が成立・施行された現代。
超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!
狩られる本を、明日を守れ!
敵は合法国家機関。相手にとって不足なし。
正義の味方、図書館を駆ける!

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設定が面白い。現代から考えるとこんな事は
絶対ありえないだろうと思うのだが
この本の中ではこの世界が成り立っていて
読んでいるうちに「まぁ、ありかな」と思ってしまうから不思議。
それは、細かい部分まで世界観の構成を練り上げてあり
読者にも分かるように書かれているからだと思う。

ここまでありえない設定で物語を進行出来るのも
有川浩だからといえるかも。
展開も展開で先を読め、思った通りのパターン。
安心して読めるというか定番ドラマのよう。
まぁ、作者自身月9ドラマを目指したと
公言してるのだからそうなのだろう。

さらっと読める本の中に重いテーマだが
読んでいて苦痛にはならず
本当にこの法律が現実の世界で成立したら
本好きとしては恐ろしいとさえ思う。

会話のテンポもよく、多すぎる程の
エピソードは読んでいて楽しいものだったが
多すぎてそれが少しぼやけてしまったように感じた事。
そして、「メディア良化法」を説明する為
仕方ないと思うが難しい言葉が少し多すぎた事などなど
「レインツリーの国」や「海の底」に比べると
満足感が足りない。続き物だからだろうか?

とりあえず、図書館内乱を借りてくる事にしよう。

★★★+☆☆



posted by ゆき at 16:22| Comment(8) | TrackBack(17) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月18日

海の底

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横須賀に巨大甲殻類来襲。食われる市民を救助するため
機動隊が横須賀を駆ける。孤立した潜水艦「きりしお」に
逃げ込んだ少年少女の運命は? 海の底からきた「奴ら」から
横須賀を守れるか-!?

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眠れなかったので、少し読書でもしてから
寝るかと思い読み始めた。
「少し」なんてとんでもなく
あっという間に本の世界に惹きこまれ
一気にラストまで。。気がつけば外は明るかったよ。w

いやぁ、凄かった、面白かった!
「レインツリーの国」とは180度違う。
でも、他の方の有川浩の本の感想を読んでると
こちらが本当の彼女の作風なのかな?

最初の12、3ページ程まで読んだ私は
この本、自衛隊vsテロの話なのかなぁと想像してた。
それが。。自衛隊vsテロじゃなく
機動隊vs怪物?

怪物よ。怪物。まさか怪物が出てくるとはね。
その怪物も簡潔に言えば、ザリガニが巨大化したような物だし。
えっ?こんな展開あり?
まるで、ゴジラvs○○○なんじゃ??なんて思ってたら
作者、しっかりゴジラを絡ませてきてた。
思わず、笑いがこぼれた。
そっか。これは、こういう本なのねと。

でも、機動隊vs怪獣の話だけじゃここまで
私も惹きこまれなかったと思う。
機動隊や自衛隊の位置関係や力関係
それに関わる明石と烏丸、そして滝野のやりとりが
面白く、燃え具合も良かったな。

そして、怪獣物なんだけど青春あり、恋愛もありで
もう、おなかいっぱい。
そのおなかいっぱいもいっぱい過ぎる事なく
ちょうどいい感じで詰め込まれていて面白かった。

潜水艦に閉じ込められた子供達の関係は実にリアル。
でも、それだけに潜水艦の中で次から次へと起こる
出来事からは目が離せず、一緒になって
ムカツイタリ、自分が同じ立場だったらと考えたりと
ページを捲る手が止まらない。
子供達が少しずつ成長していく様が感じがいい。

もちろん、主人公2人の存在を忘れてはならない。
すぐ熱くなる夏木とクールな冬原。
このキャラの性格も名前から考えたのか?
はたまた、性格が先だったのか?
夏木のキャラも冬原のキャラも大好きかも♪

ラストも私的にはとっても魅力的。
その後をたやすく想像させる終わり方だっただけに
もやもや感がなく、すっきり爽やかに読み終わった。
いやぁ、満足の1冊。
この方の本、他の作品もとっても楽しみ。
好きな作家が増えた事は間違いない。

★★★★★

ラベル:読書 有川浩
posted by ゆき at 15:26| Comment(6) | TrackBack(11) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

レインツリーの国

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きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。
あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。
ごめんなさい。かたくなに会うのを拒む彼女には
ある理由があった―。

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久しぶりにどんでん返しのない純恋愛小説を読んだ気がする。
もう、めちゃくちゃ良かった。

ネットで始まる恋。
PCが普及していない時代に読んだなら現実感が
なかったかもしれない。
でも、今はどこにでもPCがある時代。
それだけに、現実感があり読み始めから一気に物語の世界に
没頭させられてしまった。

「青春菌」もOK!OK!
この本、お互いがやりとりするメールと
心情を中心に話が展開していく。なので
文章のほとんどが話し言葉。
だからこそ、この本に素直に感情移入出来たのかも。

そして、それぞれ男性、女性の視点からの展開もあり
「うん。そうそう」
「へぇ、男性だったらこう考えるのか」と思う箇所もあったりと
読んでいて楽しかった。
特に、男性が言った
「仲直りするためにきちんとケンカしようや」のセリフ。
相手と真剣に向き合いたいと思うからこその言葉。
同じ、ケンカでも相手を傷つけるだけの無意味な物ではなく
理解する為のケンカ。私もこれから、ケンカするなら
こういうケンカを出来るようにしたい。

そして、この本の最大のポイントは

「誰にも自分の中に、
 自分以外のダレも分かってもらえない部分がある。」

って事だと思う。
こんな単純な事、本を読んで改めて気づかされた。
つい、辛い事や悲しい事は「自分にしかない」と
人間思いがち。そんな事ないのにね。

読んだ後は自分にも他人にも少し優しい気持ちになれるかも。

この本、同じ作者の「図書館内乱」の中に出てきた
話題の本だとか。。この作者の本はこれが始めてなので
是非、「図書館戦争」「図書館内乱」も
読んでみようと思う。
ついでに、「フェアリーゲーム」も書いてくれないかなぁ。

そうそう、余談だけどこの作者、男性だと思ってた。
でも、あとがきを読んで女性である事が分かり
自分的に非常にビックリ!

★★★★★

ラベル:読書 有川浩
posted by ゆき at 13:44| Comment(8) | TrackBack(12) | 有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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