2009年04月25日

ステップ

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結婚三年目、妻が逝った。のこされた僕らの、新しい生活―
泣いて笑って、少しずつ前へ。一緒に成長する「パパと娘」を
季節のうつろいとともに描きます。美紀は、どんどん大きくなる。

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私にとってジャストタイムの本だったらしく
本に書かれている文章や言葉が素直に
心の中に入ってきた。
たぶん、これが、独身の時や
結婚しても子供が居ない時に読んでいたなら
また、別の感想になっていたと思う。

男手ひとつで娘を育てる過程が
優しく、丁寧に書かれている。
切なく哀しい部分もあるけれど
全体的に温かさで包まれたものに
なっていて、美紀ちゃんが
その歳、その歳で
母親を求める場面では、切なくて
思わず涙してしまった。

父親と娘、こんな関係なら
素敵だと思う。

子育てしてる今、この時、この瞬間を
大事にしたいなぁと思わせてくれた本。

重松清らしい作品になっている。
お勧めの一冊。

★★★★★

ラベル:読書 重松清
posted by ゆき at 14:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月07日

ブランケット・キャッツ

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馴染んだ毛布とともにレンタルされる猫たち。「いま」を生きる
人の孤独と猫のしなやかさ。リストラされた父親が家族にささやかな
夢として猫を借りてきた「我が家の夢のブランケット・キャット」
など、直木賞作家が贈る7つの心温まる物語。

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二泊三日で毛布と共に借り出される猫たち。
猫を借りに来る人は、何かしら
問題をかかえてたりする。

猫と過ごす3日を通して、その人達の
人生を垣間見る事が出来る作品になっている。
どの話も、哀しかったり切なかったりするけれど
人間の強さを読む事も出来る。

人物描写や猫の仕草、会話(?)も
すごく丁寧に書かれているので読みやすい。

私としては、
「旅に出るブランケット・キャッツ」が
1番良かったかな。
猫の視点から見た人間達になっていて
面白かった。旦那君の実家でも
猫を飼っているんだけど、あの猫も
この物語に出てきた猫のように
色々、考えてるんだろうか?w

読みやすく、すんなり物語りの
世界に入る事が出来る。
重松清さんらしい作品に仕上がっている。

★★★+☆☆

ラベル:重松清 読書
posted by ゆき at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

その日のまえに

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僕たちは「その日」に向かって生きてきた。
男女が出会い、夫婦になり、家族をつくって
幸せな一生なのか。消えゆく命の前で
妻を静かに見送る父と子。

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感想はあえて書かない。
手にとって読むべし。

なみだ、ナミダ、涙。。。。

そして、色々な事を考える。

★★★★★


posted by ゆき at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月10日

ビタミンF

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38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」と
いった言葉に抵抗感がなくなった。
40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。
妻の入院中どう過ごせばいいのやら。
36歳、「離婚してもいいけど」
妻が最近そう呟いた……。

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30歳を過ぎた父親が主人公の短編集。
「家族愛」「夫婦愛」「親子愛」といった様々な
ストーリーがある。
心温まるものもあれば切ないものもある。
私は女性なので、理解しにくい心情もあったが
同世代の男性が読んだらもっと共感するものがあるかもしれない。

★★★☆☆

ラベル:読書 重松清
posted by ゆき at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月02日

流星ワゴン

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主人公の永田一雄の前に
1台のワゴン車が止まったことからこの物語は始まる。
ワゴン車には橋本義明・健太親子が乗っており
彼らはなぜか永田の抱えている問題をよく知っていた。
永田の家庭は崩壊寸前。妻の美代子はテレクラで男と不倫を重ね
息子の広樹は中学受験に失敗し家庭内暴力をふるう。
永田自身も会社からリストラされ小遣いほしさに
ガンで余命いくばくもない父親を訪ねていくようになっていた。
「死にたい」と漠然と考えていたとき
永田は橋本親子に出会ったのだ。
橋本は彼に、自分たちは死者だと告げると
「たいせつな場所」へ連れて行くといった。
そして、まるでタイムマシーンのように、永田を過去へといざなう。

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主人公の永田が過去と現在を行き来する話。
永田の心情が良く描かれていると思うし
女性の私が読んでも十分面白かった。
男性が読むとまた違った
感想が出てくるのかも。。という気がする。
夜、1人でじっくり読みたい本。

★★★★☆

ラベル:読書 重松清
posted by ゆき at 10:24| Comment(2) | TrackBack(5) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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