2007年07月11日

配達あかずきん

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「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという
謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後
失踪した母の行方を探しに来た女性…。駅ビル内の書店
成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良い
アルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。
初の本格書店ミステリ、第一弾。

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本格ミステリーという事だったのだけど
本格なのは5編ある短編のうち
最初の1編だけだったように感じる。
後の4編にはスパイス程度に入れてあるかなという程度。

では何が「本格なのか?」
「本格」という単語はきっと
「書店」という単語に掛かってきていると思う。
作品紹介にもあるようにこの物語
書店が舞台で、書店員が主人公。
ゆえに、書店での日常業務が詳細に書かれているのだ。
そういう仕組みだったのかと感心する。
それゆえに、ちょっとした謎解きなどを入れなくても
書店を舞台にした日常起こる出来事や人間模様だけでも
十分面白い作品になったのでは?と思う。

書店が舞台だけに、色々な実名の本が出てくる。
「これ読んだ事あるな」と思ったり
「この本、面白いのかな?読んでみよう」なんて
本を読みながら次の本を考えたり・・
そういう意味では面白かった。
そして、謎解きはともかくとして
どの短編もラストが気持ち良かった。
爽やかでほのぼのとして温かい気持ちになった。
特に良かったのは「六冊目のメッセージ」
本好きな方なら、こんな書店員さんに
出会えたら・・・というのは一種の夢のような気がする。
これは大げさな言い方かもしれないけれど。w

本編とは別に巻末の書店員の座談会も楽しく読めた。
続編が出てるみたいなので読んでみたいと思う。

★★★+☆☆

posted by ゆき at 00:52| Comment(15) | TrackBack(13) | 大崎梢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラストがどれも明るくていいですね。
謎を解きっぱなしではなく
その後のこともちゃんと考えて対応されているのが好感でした。
Posted by ふらっと at 2007年07月11日 12:44
「六冊目のメッセージ」良かったですよね。大好きです。本屋さんでこんな話があったらあこがれてしまいます★
Posted by やぎっちょ at 2007年07月11日 15:55
こんにちは。
どの短編も結末が爽やかでよかったです。
「六冊目のメッセージ」みたいな出会い、あるといいですね。
続編は、「晩夏に捧ぐ」「サイン会はいかが?」です(執筆順)。
でも「晩夏に捧ぐ」は評判が(私の評価も)低めです。
「サイン会はいかが?」で持ち直してる感じです。
Posted by 藍色 at 2007年07月11日 16:57
やはり「六冊目のメッセージ」は人気が高いですよね。本好きにはロマン広がる話ですよね。(笑)
この本で、書店員さんという道もあったか!と気付いたんですけど、友人がまさに書店で働いてまして、聞くと、私には無理かな〜、なんて。

手先が不器用なもんで、包装ができないし。(爆)
Posted by じゃじゃまま at 2007年07月11日 17:59
本屋さんって毎日大変なのね〜
でも、楽しそう♪
そう思える作品で読んでいて楽しかったです。
「六番目のメッセージ」はほんとに素敵でした。
本のプレゼントって意外に難しいので、この作品のように琴線にふれる本を選んでもらえたら素敵ですよね〜。
Posted by エビノート at 2007年07月11日 22:20
こんばんは。

杏子と多恵のコンビが解決するちょっとした謎。
読後感がすごく爽やかでした。

続編も本屋さんの裏話が満載で面白いですよ!
Posted by なな at 2007年07月11日 22:30
こんばんわ^^TBさせていただきました。
面白かったですね。
書店の裏側を知ることも出来ましたし^^
「六冊目のメッセージ」のような出会いは、本好きにはたまらないものがありますねぇ・・・。
Posted by 苗坊 at 2007年07月11日 23:29
まさに本格『書店』ミステリですね
本のソムリエを置く書店も出てきましたし
そんな出会いも夢ではなくなるかも
Posted by たまねぎ at 2007年07月11日 23:36
ふらっとさん☆
>その後のこともちゃんと考えて対応されているのが好感でした。

 そうでしたね。
 読み終わった後、爽やかになる
 とても気持ちのいいラストだったと思います。
 幸せな気分になりますよね。

やぎっちょさん☆
まさしく。。こういう書店員さんとの出会い
素敵ですよね。現実にあったら憧れるという
気持ち分かりますよ♪

藍色さん☆
>続編は、「晩夏に捧ぐ」「サイン会はいかが?」です(執筆順)。

 教えて頂いてありがとうございます。
 機会を見つけて読んでみたいと思います。
 「晩夏に捧ぐ」はいまひとつなんですか?
 少し調べたんですけど、「出張編」だからかしら?

じゃじゃままさん☆
>本好きにはロマン広がる話ですよね。(笑)

 そう。そう。ロマン広がりますよね〜♪
 この短編が1番、想像力をかきたてられました。w
 書店員の仕事、私もこの本を読んで
 その仕事があったかと。。
 でも、読んでると楽しそうですけど
 それ相応に大変さもあるんだなぁと。。
 私にも無理そうです。苦笑

エビノートさん☆
>読んでいて楽しかったです。

 うんうん。読んでいて楽しかったですよね。
 欲しい本を調べてもらう時には
 なるべく下調べをしてから行こうと思いましたもの。w

>琴線にふれる本を選んでもらえたら素敵ですよね〜。

 こういう人との出会い、本との出会いが
 あったらとても幸せですよね。

ななさん☆
>続編も本屋さんの裏話が満載で面白いですよ!

 他の方のコメントでもお勧めという事だったので
 機会をみつけて是非、読んでみようと思います。
 また、読みたい本が増えて嬉しい限りです。

苗坊さん☆
>本好きにはたまらないものがありますねぇ・・・。

 本当に。こういう出会い憧れますね♪
 自分に合った本を選んでくれる本屋さんが
 あったら間違いなく常連になると思います。

たなねぎさん☆
>本のソムリエを置く書店も出てきましたし

 そうなんですか?
 初めて聞きました。
 では、いつの日が全部の本屋さんに
 ソムリエ登場となる日がくるのでしょうか?
 そうだったら、嬉しいですよね。
 その日の気分に合った本を選んでもらったり・・・。
 出来たら楽しいだろうなぁ♪ 
Posted by ゆき at 2007年07月12日 01:00
おはようございます。
本の実名が出てくるのは嬉しいよね。
それが自分の読んだ本なら、
ニヤリ笑いをしてしまう。
本好きな心をくすぐるのが絶妙ですね。
Posted by しんちゃん at 2007年07月13日 09:33
本屋さんの舞台裏を覗き見ることができたようで、それも楽しかったです。
「六冊目のメッセージ」いいですよね。こんな素敵なセレクトをされたらまいってしまいます。
Posted by june at 2007年07月13日 15:43
こんばんは。
これを読んだ当時は現役書店員でして、
杏子たちの働きっぷりに清々しさを感じ、
「あるあるこういうこと!!」と共感しながら実に楽しんだ作品でした。

「六冊目のメッセージ」は私もお気に入りです。
こういうのはオトメゴコロをくすぐられますね。
ちなみにこの本を読んで『民子』を購入してしまいました。
今では宝物のような一冊です。
『民子』、オススメですっ。
今では
Posted by Rutile at 2007年07月13日 23:55
しんちゃんさん☆
コメントありがとうございます。
>本の実名が出てくるのは嬉しいよね。

 そうなんですよ。
 元書店員さんらしいスパイスだなぁと感心しました。
 ニヤリ笑い、もちろん私もしましたよ。w
Posted by ゆき at 2007年07月17日 16:07
juneさん☆
コメントありがとうございます。
>こんな素敵なセレクトをされたらまいってしまいます。

 そうですよね。そうですよね。
 こんな書店員さんに出会えたら
 今まで以上に本中毒になる事間違いなしです。w
Posted by ゆき at 2007年07月17日 16:15
Rutileさん☆
こちらにもコメントありがとうございます。
おぉ。現役書店員さんの時代に読まれたのですね。
書店員の経験がない方が読むより
断然面白く読めそうですよね。
ちょっと、羨ましいかも。w
「六冊目のメッセージ」はグッときました〜♪
こういう書店員さんと出会いたいっ!w
「民子」是非、読んでみます。
私は「夏への扉」にめちゃくちゃ惹かれまして
(実は、題名すら知らなかった・・汗)
早速、借りてきたところです。
Posted by ゆき at 2007年07月17日 16:24
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