2007年06月14日

GOTH

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ぼくは、死体が見てみたい…
森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。
学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後
まだ発見されていない被害者の死体を見物に行くことを決めた…。

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「暗いところで待ち合わせ」を書いた作者と
本当に同じ作者だろうか?
そう思わせる程、内容が全く違う。

「暗いところで待ち合わせ」を読んだ時に
感じた爽やかさや切なさは全くなく
どこまでも、どこまでも
人間の「闇」の部分をテーマに
物語が書かれている。
全部で6編の短編があるのだけれど
全てが人間の「闇」がテーマ。

文章中にはあまりにもグロテスクで
残酷な描写もあり想像するのも難しい。
「闇」+「グロテスク」という事で
好き嫌いが分かれる作品だと思うし
ある意味、この本には年齢制限を
設けた方がいいんじゃ?などどいう
余計な心配までしてしまう。

しかし、グロテスクなだけでなく
しっかりとミステリー要素も入っている。
少なくとも、6編のうち2編は
しっかり作者のしかけにはまり
「えっ?どういう事?」と
前のページを読み直す羽目に。。。w

好きな人は間違いなくはまるであろう1冊。

★★★★☆











posted by ゆき at 21:35| Comment(4) | TrackBack(2) | 乙一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうなんですよねー。
ただダークなだけじゃないのが、乙一さんの
とてつもない魅力だと思います。
すごいですよね・・・。
Posted by みわ at 2007年06月14日 23:41
みわさん☆
>ただダークなだけじゃないのが
 乙一さんの とてつもない魅力だと思います。

 本当に。。ダークなだけだったら
 最後まで読めなかったと思います。
 他の作品も楽しみです。
Posted by ゆき at 2007年06月14日 23:55
どこまでもブラックで打ちのめされながらも、読むのがやめられない本でした。
年齢制限は個人によって違うんでしょうけど、自分の子供には十分大人になるまで、せめて中学を卒業するまでは読ませたくはないなぁ・・って思ってしまいます。
Posted by june at 2007年06月16日 11:43
juneさん☆
こんにちわ。

>どこまでもブラックで打ちのめされながらも、
 読むのがやめられない本でした。

 ある意味、怖いもの見たさ的な心境でしたよね。w
 私には子供は居ませんが、年齢制限は私も同感で
 自分で善悪の判断をしっかり出来るようになるまでは
 避けて欲しい作品だと思いました。
Posted by ゆき at 2007年06月18日 20:10
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