2007年06月08日

おまけのこ

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鳴家(やなり)が迷子?
そのうえ若だんなが吉原の娘と駆け落ちだって? 
そりゃ、大変だっ!――
愉快な妖怪人情推理帖。
お待ちかね「しゃばけ」シリーズ第四弾!

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5編からなる短編集。
屏風のぞきが人生相談にのったり
小さい時の一太郎の話だったり
鳴家の冒険だったりと読み応えたっぷりの1冊。

「狐者異(こわい)」の短編は
悲哀たっぷりで切なかった。
仏すらも狐者異を厭い、恐れ
同じ妖からも受け入れられず・・・
そんな狐者異と一太郎の交流(?)を書いた一編で
ラスト、一太郎が悩みながらも狐者異に
声をかけたシーンは良かった。
一太郎の優しさだよね。

そして、もうひとつ「おまけのこ」。
鳴家の冒険が面白く可愛くて良かった。
たった1人で外の世界に放り出された鳴家が
お椀にのって堀を下ったりと小さいながらも大冒険で。。
ラスト、一太郎に自分を見分けてもらえた時の
喜びようが読んでるこちらまで伝わってきて
読んだ後の爽やか感は良かった。

読んだ後は、ほんわかと温かい気持ちになれる1冊。

★★★★☆





posted by ゆき at 19:59| Comment(2) | TrackBack(4) | 畠中恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このシリーズは安心して読むことができるんで、すごく気に入っています。
気になっていた妖の過去や素顔がたくさんでてきたこの本も、よかったです。
鳴家がかわいくて好きなんで「おまけのこ」の鳴家の活躍はうれしかったですー。
Posted by june at 2007年06月08日 22:10
juneさん☆
コメントありがとうございます。
鳴家、本当に可愛かったですよね。
今まで、そんなに可愛いと思ってなかったんですけど
今回の作品で、キュンとやられました。w
次の作品を読むのが楽しみです。
Posted by ゆき at 2007年06月12日 22:14
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