2006年10月20日

神様からひと言

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大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。
入社早々、販売会議でトラブルを起こし
リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。
クレーム処理に奔走する凉平。
実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。
ハードな日々を生きる彼の奮闘を
神様は見てくれているやいなや…。

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お客様相談室という舞台が設定にもかかわらず
コミカルに書かれているし登場人物も一癖も二癖もある人ばかり。
「お客様相談室」=「クレーム専門」なのだが
その大変さや悲壮感といったものはなく楽しく読める。

ページをめくるたびに、「お客様相談室」で
成長していく主人公の姿が見られる。
神様というのは、会社にとっての神様と
主人公にとっての神様ということで2つの意味がある。
主人公にとっての神様が言う事はとても
理解でき納得がいく言葉が多い。

この本は「会社勤め」と「彼女との別れ」がテーマのようで
テーマが2つあることで物語の幅を多く出している。

会社勤めをした事がある人は
共感する部分が多く、楽しく読める作品になってると思う。

ラスト、爽やかにさっぱりと仕上げてあるのも良い。
御疲れ気味の時にお勧め。

★★★★☆







posted by ゆき at 15:51| Comment(2) | TrackBack(3) | 荻原浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
私、荻原浩さんの作品って好きなんですよね〜。
ゆきさんのブログもこれから参考にさせてくださいね!
これからもよろしく願いします。
Posted by 月夜の読書 at 2006年10月21日 07:30
こちらこそ、月夜さんのブログを参考にさせてもらってるんですよ。
また、遊びに行かせて頂きますね。
Posted by ゆき at 2006年10月22日 21:24
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