2006年09月29日

ママの狙撃銃

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福田曜子はふたりの子をもつ主婦。
夫の孝平は中堅企業のサラリーマン。
ふたりは、ごくふつうの恋をし、ごくふつうの結婚をしました。
ただひとつ違っていたのは…。

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図書館で上記の作品紹介の文を読み借りる気になった1冊。

現実と非現実の世界が同時進行で話が進んでいくのだが
これがまた良かった。お互いがお互いを際立ててた。
シリアスな話なんだけどシリアスじゃない。
軽く読める。これは、現実の世界での出来事が
いいクッションになってるからだろう。

フツーの生活や、その裏で起こる出来事とのギャップも
ハラハラドキドキ感があって良かったし
「過去」と「現在」というシーンの切り替わりも良かった。
あらゆるところに二面性が見れる本になってると思う。

主人公が普通(?)の主婦というのも
物語に入りやすい一因かもしれない。
自分の娘が苛められ
その相手にお仕置きするシーンもスカッとした。
今の世の中、こういう母親も必要かもしれないと思う。

ドラマになったら面白いかも。

★★★★+☆



posted by ゆき at 18:10| Comment(2) | TrackBack(4) | 荻原浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『明日の記憶』の萩原浩さんとは思えない、タイプの違うエンタテインメント。
おっしゃるように、家庭の主婦と○○○、日本の家庭とアメリカの西部、現在と過去、それらの対比(コントラスト)の妙をどれだけ巧みに描くが、この物語のポイント。
さすがベテランですね。
Posted by ディック at 2006年09月29日 21:25
ディックさん☆
コメント有難うございます。
私は「明日の記憶」はまだ未読なんですけど
今回のこの作品は「さすが」と思いました。
荻原さんの作品はまだ3作品しか読んでいないんですけど
今のところこれが1番のお気に入りになってます。
Posted by ゆき at 2006年09月30日 14:58
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