2006年09月01日

堪忍箱

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蓋を開けたら最後、この近江屋に災いが降りかかる…。
決して中を見てはいけないというその黒い文箱には
喪の花・木蓮の細工が施してあった―。
物言わぬ箱が、しだいに人々の心をざわめかせ
呑み込んでいく表題作。なさぬ仲の親と子が互いに
秘密を抱えながらも、寄り添い、いたわり合う「お墓の下まで」。
名もなき人たちの日常にひそむ一瞬の闇。
人生の苦さが沁みる時代小説八篇。

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江戸時代が舞台の短編集。
江戸で普通に暮らす人の日常の物語。
ちょっと切なくなったり、笑える部分があったり
少し思う事のある部分があったりと多彩で
読んでいて飽きがこない。
短編ということもあり、あっという間に1冊読み終わっていた。

短編だけでも完成度は高く、
宮部みゆきらしさが存分に現れている。
さすが宮部みゆきと思う本に仕上がっている。
読む価値有りの1冊ではないだろうか。

★★★★+☆



posted by ゆき at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮部みゆき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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