2006年08月14日

半落ち

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「人間五十年」―請われて妻を殺した警察官は
死を覚悟していた。全面的に容疑を認めているが
犯行後二日間の空白については口を割らない「半落ち」状態。
男が命より大切に守ろうとするものとは何なのか。
感涙の犯罪ミステリー。

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刑事・検事・新聞記者・弁護士・判事・刑務官の全6人の
視点から物語が展開されていく。
各々の場所での人間模様、組織模様の描写の仕方が面白く
興味深かった。
そして、それぞれの文章からそれぞれの人生を
読み取る事が出来るのも良かった。

横山秀夫の本はこれが最初だったが
読みやくストーリーにも入りやすかった。

ただ、「泣ける」と聞いていたが
泣けなかったし、最後のオチがあっけなく感じた。
それを除けば、十分楽しめる本。

映画化されてから読んだので
本を読む間、容疑者がずっと寺尾聡だった。

★★★+☆☆





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posted by ゆき at 10:47| Comment(4) | TrackBack(1) | 横山秀夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あ、久々に菜の花が既読のものに遭遇。
これは名作ですよね。
菜の花もほぼ同意見です。
ラストが感涙、というより、
絶対に序盤〜中盤の巧さの方が際立ってますよ!
それがあるから本作は秀作なのです。
ストーリーテリング能力の高さは、
相当なものですよね。

本作以外、この著者さんの作品は読んでいないのですが、
是非チェックしたいところです。

http://blog.so-net.ne.jp/yellow-flower-cedar/2006-02-06-1
Posted by 菜の花 at 2006年08月14日 14:19
おぉ。菜の花さんも読まれてたんですね。
確かに、この本はラストより
中盤がいい感じです。
私もこの本しか読んでないので
他の作品が気になってます。
Posted by ゆき at 2006年08月15日 18:35
横山秀夫は好きです。

ドラマ化も多く、おもしろいと思います。
中でも「半落ち」はよかった。
「クライマーズ・ハイ」「第三の時効」など
新聞記者や刑事ものがいいです。

「出口のない海」が映画化されたそうですが
いままでと全くちがうジャンルで 力作です。
Posted by りぼん at 2006年08月25日 14:50
りぼんさん☆
コメントありがとうございます。
横山秀夫は「半落ち」しか読んだ事がないんですよね。
「面白い」とは良く聞くのですが。。
りぼんさんもお勧めなんですね。
是非、機会を見つけて違う作品も読んでみたいと思います。
Posted by ゆき at 2006年08月29日 22:57
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