2006年06月16日

長い長い殺人

**********************************************************************

金は天下のまわりもの。
財布の中で現金は、きれいな金も汚ない金も
みな同じ顔をして収まっている。
しかし、財布の気持ちになれば、話は別だ。
持ち主の懐ろに入っている財布は
持ち主のすることなすことすべて知っているし
その中身の素性もお見通しである。
刑事の財布、強請屋の財布
少年の財布、探偵の財布、目撃者の財布
死者の財布、証人の財布、犯人の財布等等―
十個の財布が物語る持ち主の行動
現金の動きが、意表をついた重大事件をあぶりだす。

**********************************************************************

作品紹介にもあるように「財布」が視点のストーリー。
非現実的だが、発想は面白いと思う。
いっけんバラバラに見える財布のストーリーも読み進むうちに
ラストが見えてくる。しかし、ミステリーとしては軽く
読んだ人はちょっとした欲求不満になるかも。

★★★+☆☆



posted by ゆき at 17:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 宮部みゆき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

DVD『長い長い殺人』
Excerpt: 長い長い殺人 [DVD] (2007/日本) 東京近郊でひき逃げ事件が発生。死体には頭部を殴打されたあとがあり、被害者に3億円の保険金をかけていた妻、法子と愛人の塚田に殺人容疑がかけられる。..
Weblog: みかんのReading Diary♪
Tracked: 2009-01-23 23:50
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。