2009年05月12日

犯罪小説家

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新進作家、待居涼司の出世作「凍て鶴」に映画化の話が
持ち上がった。監督に抜擢された人気脚本家の小野川充は
「凍て鶴」に並々ならぬ興味を示し、この作品のヒロインには
かつて伝説的な自殺系サイト「落花の会」を運営していた
木ノ瀬蓮美の影響が見られると、奇抜な持論を展開する。
待居の戸惑いをよそに、さらに彼は、そのサイトに残された
謎の解明が映画化のために必要だと言い、待居を自分の
ペースに引き込もうとしていく。そんな小野川に
待居は不気味さを感じ始め――。

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「犯人に告ぐ」の作家だという事で
ついつい期待して読んでしまうんだけど・・・
今回もちょっとなぁと。

「ネット心中」をテーマにした物である事だけ
分かった。でも、何が言いたいのかが分からない。

自殺する理由や考え方は人それぞれって事?
それとも、立場が変われば見方も変わるって事?
重いテーマを題材にした割に、それを
生かし切れてないというか。。

登場人物のキャラ設定も、めちゃくちゃ
無理があったように思うし
誰にも共感出来ず、入り込む事も出来なかった。

なにもかもが中途半端に感じる。

ラストも「えっ?これで終わり」ってな位
後味が悪かった。
お勧め出来ない一冊。

★+☆☆☆☆

posted by ゆき at 16:27| Comment(2) | TrackBack(5) | 雫井脩介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
不穏な空気でいっぱいでした。
あえて共感できないキャラにしたような気もしますが、そこまでしなくても、です。
後味の悪さが、尾を引いて残るような作品でした。
Posted by 藍色 at 2009年05月13日 02:38
藍色さん☆
>不穏な空気でいっぱいでした

 うん。不穏だらけでしたよね。
 最初の受賞シーンだけが、穏やかでした。
 作者の意図が含まれての不穏な空気だと
 思うのですが、私には不穏過ぎました。
Posted by ゆき at 2009年05月13日 12:30
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