2008年11月30日

誘拐

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韓国大統領来日―。歴史的な条約締結を控え、全警察力が
大統領警護に集まる中、事件は起きた。少女誘拐―。
全く痕跡を残さない犯人に、大混乱に陥る警視庁。
謎が臆測を呼び、臆測は疑念に変わる。

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面白いような面白くないような
なんとも中途半端な・・・という印象。

主人公は、まず決まっているんだろうけど
警察関係者からの視点での話もところどころに
挟んであり感情移入がしづらい。

誘拐が始ってからの警察との攻防は
それなりに面白いけれど
何が目的かはっきりとせず
後半でそれなりの物を期待してたけれど
種明かししてみれば「それか・・」という程度で
そんなに大きな仕掛けもなくちょっと
肩透かしをくらった感じ。

ラストのラストの大仕掛け(?)も
最初から読めてたしなぁ。

何より、最後で犯人としての手がかりを
いとも簡単に残していたという事実って
そこまで完璧に計画を進めてたのに
「ありえないんじゃ?」って思ってしまったし。

不完全燃焼の一冊となったというのが正直な感想。

★★+☆☆☆

ラベル:読書 五十嵐貴久
この記事へのコメント
こちらにもこんにちは〜♪
なんだかとても評判がいいと聞いて手に取った本だったのですが、イマイチだったので、う〜ん。。。と思っていたのですよ。同じように感じていた人がいてよかった。εー(´ー`*)ホッ (自分のレビューでは酷評になりすぎないように書くのに苦労しました。苦笑)

どうも丁寧に書きすぎているのか、同じ事を何度も繰り返して書いていたりして・・・そういうくどさをもっとスマートにしたらもう少しはテンポよく読めたんじゃないかなぁとも思うのですが。
あとあのポカミスはないですよねぇ。わざとしたのでは?という人もいるようですが・・・う〜ん。(^^;
Posted by 板栗香 at 2008年12月01日 16:30
板栗香さん☆
こちらにも書き込みありがとうございます。

>同じ事を何度も繰り返して書いていたりして

 そうなんです。結構、くどかったですよね。
 ラスト「お金で買えないものはない」という
 言葉を否定したいオチなんだろうという事まで
 想像出来ましたし。

>わざとしたのでは?という人もいるようですが・・・う〜ん。(^^;

 私もこの意見には(~ペ) ウーンって感じです。
 「わざとした」のであれば、誘拐の過程を
 あそこまで完璧な計画に練り上げる訳ないと思うし
 文章中でも「少しの危険があれば、中止」という
 ような事を何度も表現してるので。。
 なので尚更、このラストのミスが納得いかなかったんですよね。
 最後の最後で「これ?」って感じで。。。
Posted by ゆき at 2008年12月01日 17:34
私もちょっと・・・でした。評判が良かったので期待してたんですけど、やっぱりまだまだですかね〜。
協力者の存在はすぐに分かったし、そのわりにもったいつけてる書き方が、え〜、これってまさか気付いてないと思ってる!?そんなわけないよね〜?と気になってしまって。

前半はなんか説明が多くて読むの大変だったし。
総理の孫を誘拐ってえらいことだと思うんですけど、そのきっかけとなった出来事とのバランスがちょっと悪くないですか?
わたし的には、最初から協力者は読者にカミングアウトした上で、警察がそこに気付くか、とかもっとスリリングな展開を期待してました。
Posted by じゃじゃまま at 2008年12月02日 23:09
じゃじゃままさん☆
コメントありがとうございます。
返事が遅くなって申し訳ありません。
ちょっと出産してたもので・・・w

>そのきっかけとなった出来事とのバランスが
 ちょっと悪くないですか?

 うんうん。感じました。
 動機が弱いですよね。いくらなんでも・・・
 って感じでした。
 「総理の孫を誘拐」という題材は良いと思うのに
 それを生かしきれてませんでしたよね。
 残念です。次の作品に期待でしょうか。。
Posted by ゆき at 2009年01月19日 20:41
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