2009年02月07日

ブランケット・キャッツ

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馴染んだ毛布とともにレンタルされる猫たち。「いま」を生きる
人の孤独と猫のしなやかさ。リストラされた父親が家族にささやかな
夢として猫を借りてきた「我が家の夢のブランケット・キャット」
など、直木賞作家が贈る7つの心温まる物語。

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二泊三日で毛布と共に借り出される猫たち。
猫を借りに来る人は、何かしら
問題をかかえてたりする。

猫と過ごす3日を通して、その人達の
人生を垣間見る事が出来る作品になっている。
どの話も、哀しかったり切なかったりするけれど
人間の強さを読む事も出来る。

人物描写や猫の仕草、会話(?)も
すごく丁寧に書かれているので読みやすい。

私としては、
「旅に出るブランケット・キャッツ」が
1番良かったかな。
猫の視点から見た人間達になっていて
面白かった。旦那君の実家でも
猫を飼っているんだけど、あの猫も
この物語に出てきた猫のように
色々、考えてるんだろうか?w

読みやすく、すんなり物語りの
世界に入る事が出来る。
重松清さんらしい作品に仕上がっている。

★★★+☆☆

ラベル:重松清 読書
posted by ゆき at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 重松清 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

ホームズのいない町−13のまだらな推理

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そんじょそこらにホームズのように名推理ができる人はいません。
登場人物が不完全な推測をし合い、勝手に誤解をして、いつも
おかしな展開に。妻とのロマンスのために庭を掘ってほしくない男と
庭のお金を掘り返したい男の思惑が交錯する「第二の空き地の冒険」
など短編七編と、関連する掌編が六編入った、傑作ミステリー集。

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読み終わった最初の感想は
「登場人物が多かった」だった。w
それ程、次から次へと出てくる。出てくる。

そして、この小説、全てがリンクしている。
登場人物が重なってるんだよね。
主役だった人が脇役になったり
脇役だった人が主役になったりで・・・

話が色々な方向へ広がっていくんだけど
ラストにはそれが綺麗に1本に繋がっている。
繋がっているというより繋げたって感じだけど。
こういう終り方も有りかなって思える。

作品紹介にもあるように、「ホームズ」役が
居ないから、推理は迷推理なんだけど
それがまた面白かったりするんだよね。
だから、綺麗に解決してないんだけどw

人物描写も、リアルもリアル。
本当にこういうサラリーマンや主婦が居そう。。

読む時にはメモ片手に
人物相関図を作るといいかも。

私は途中、こんがらがってしまった。苦笑

★★★☆☆

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