2008年01月23日

狼の寓話―南方署強行犯係

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新米刑事の会川圭司は犯行現場のミスでヘタレのニックネームを
つけられ、捜査班を移された。組んだ相手が、黒岩という女性刑事。
与えられた事件は1週間前の殺人事件。夫が殺され、失踪した妻が
疑われるのだが…。

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私にとってこの本が初、近藤史恵作品。

DVをテーマにしたミステリー。
テーマは現代の闇という
重いものだけれど、さくさく読む事が出来る。

作中に登場する童話にも惹きつけられ
本編と童話で2度楽しむ事が出来た。
そして、主人公をはじめ個性豊かな
キャラが良かった。
特に会川と会川兄の会話には和む。

ただ、犯人がすぐ分かってしまったのが残念。
登場した途端、「怪しさ」満点だったし。

さて、ミステリーはおいといて
この作品、DVについて詳しく書かれている。
漠然としか知らなかったDVの実態や
ケアなどを知る事が出来た。

★★★☆☆

2008年01月21日

そば処 裕心

裕心.jpg

今回で行ったのは2度目。
頂いたのはミニかつ丼がセットになったざる蕎麦。
麺はちょっと太めでコシはしっかり。
のどごしよく、つるつるっといける。
セットのかつ丼はもちろんソースかつ丼。
こちらも、かつはさくさくで美味しかった。

このお店、セットメニューが結構豊富。
かつ丼の他に天丼やかきあげ丼のセットなどもある。
もちろん、単品でお蕎麦やうどんも。

お勧めのお店。

【そば処 裕心】

福井市若杉4丁目911番
TEL 0776−33−1872

営業時間
昼 AM11:00〜PM3:00
夜 PM5:00〜PM9:00
( 但し第2火曜日はPM3:00まで)

定休日
毎週水曜日
ラベル:外食 蕎麦
posted by ゆき at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 蕎麦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

ストーリー&テリング

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ともにバツイチで子持ちの似通った境遇の絵門千明と
梶山真智子。出会ってすぐに意識し始めるふたりだが
お互い一度は結婚を失敗した身。トラウマから、新しい恋に
臆病になっている。まるで中学生の初恋のような中年の恋愛に
まわりは苛つきながらも親友、母親、子供達から励まされ
ふたりの恋愛は少しずつ進んでいく。

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以前読んだ「ラブかストーリー」は10代
「ラブコメ」は20代の恋愛だった。
そして、とどめはこの30代の恋愛話。

あっと驚くようなどんでん返しもなく
王道中の王道をいくようなラブコメの
展開なので安心して読める。

ラブコメの中にも家族愛がピリっとした
スパイスのように効いてるのもいい。

まず今回は冒頭からしてやられた。
だって、小説にも関わらずなぜか
漫画が。。w
その漫画の内容も突っ込みどろこ満載だったし。。
まぁ、最初の漫画部分が終了すると
ちゃんと突っ込みが入るんだけどね。。w

恋愛物3部作とでもいおうか。読了完了。
この3冊の時間がやっと繋がった感じ。
1番良かったのは、この「ストーリー&テリング」かな。
大人なんだけど、中学生のような恋愛。
そして、それを応援する子供達。
親と子のやりとりも良かったなぁ。
この作者独特の小ネタや軽いタッチの文章も良かった。

「これからずっと私のこと、おなかの中で 馬鹿にしても
 かまわない。だから、お姫様だっこしてほしい。」

このセリフはピカ一でしょう。

そうそう余談だけど
アロハ寿司、そんな理由で海外進出か?w

「ラブコメ」の感想はこちら
  ↓    ↓
http://xxyukixx.seesaa.net/article/64932955.html

「ラブかストーリー」の感想はこちら
  ↓    ↓
http://xxyukixx.seesaa.net/article/58486207.html

★★★★+☆

2008年01月18日

ホリデイ

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ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは
恋人に浮気され、彼を家から追い出した。ロンドンの新聞社に
勤めるアイリスは、元恋人に目の前で別の女性と婚約発表されて
失意のどん底に。傷心の2人はインターネットの
「ホーム・エクスチェンジ」サイトで出会い、お互いの家を交換して
相手の家具や車を自由に使えるという休暇を過ごすことにした。
まったく違う環境で2週間のクリスマス休暇に入った2人…。

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友達に借りて観たDVD。
ラブストーリーの王道といった感じ。

観た後ハッピーな気分になれるし
こういうことが実際行われてるなんて
羨ましいって思った。
何かあった時の気分転換にもいいし
そこで何が起こるかと想像すると楽しい。
1度「ホーム・エクスチェンジ」ってやってみたいかも。

キャメロンも素敵だったけど
私はケイトの方が良かったなぁ。
ああいう静かに盛り上がっていく恋も素敵。

この2人だけでなく、出てくる他の
お子様達やおじいちゃんのキャラも良かった。

何も考えず素直に楽しめる映画になっている。
女友達と観ると一層いいかも♪

★★★☆☆

posted by ゆき at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 気ままに映画&DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

悲しみの歌

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米兵捕虜の生体解剖事件で戦犯となった過去を持つ中年の
開業医と、正義の旗印をかかげて彼を追いつめる若い新聞記者。
表と裏のまったく違うエセ文化人や、無気力なぐうたら学生。
そして、愛することしか知らない無類のお人好しガストン……
華やかな大都会、東京新宿で人々は輪舞のようにからみ合う。

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初めて遠藤周作の本を読んだ。
もっと読みにくいのかと思ってたのだが
意外や意外、すらすらと読めた。

さて、感想。。
この本。悲しすぎる。
あまりにもピッタリの本の題名。
最後まで救いがないんだよね。

何が善で、何が悪なのか?
自分が正しいと思ってる事は
他の人から見たらどうなのか?
自分が正しいと思ってる道を
いかなる条件の元でも貫けるのか?

人を赦すとは?
赦し方とか?

もう色々重いテーマが入ってて
読んでて気持ちがずぅーんと落込む。
でも、途中で読むのを止める事が出来なかった。

結局、勝呂医師は救われたのだろうか?
出来るならそう思いたい。

★★★★+☆ 

2008年01月17日

陰日向に咲く

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ホームレスを切望するサラリーマン、老婆を騙そうとする
小心ギャンブラーら、落ちこぼれたちの純真を愛と笑いで
包み込んだ珠玉の連作小説。

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話題の作品ということもあり
図書館で予約してから手元にくるまでの
長かった事。長かった事。

読みやすい短編集。
文章自体、易しく設定も面白いので
さくっと物語の中に入っていけた。
初作品らしさを見る事が出来た。

しかーし。本当に凄いのは
文章の構成力。
短編で終わりかと思いきや
ラスト、この短編が繋がってるというオチ。
うーん。こういうふうに持ってくるとは。
読んでるこちらとしては
普通に短編として終るんだろうなぁと
なんとなく感じていただけに意外だった。
その繋がり方もなんていうか
微妙で程良い感じで私は好きかも。

人間、どこかしこで繋がってると感じる作品。
映画化されるんだね。知らなかった。

次回作を出したら読むだろうなぁ。

★★★+☆☆

2008年01月09日

サイン会はいかが?

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4件の同一書籍の問い合わせに連絡を入れると、4人が4人とも
そんな注文はした覚えがないと……。
「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」
若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを
上げた成風堂だが……。

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成風堂シリーズ第3弾。
やっぱりこのシリーズは短編の方が面白い。
前作の長編よりキレがあるように感じる。
「本屋で起こるちょっとした事件」というのが
ポイントなんだろうなぁ。

今回も本屋の裏側事情が丸分かり。
サイン会を開催するにしても大変なんだなぁと
思ったり、取り寄せにも色々種類があるんだと知ったり

そうそう、多絵と杏子の描写が今まで以上に
強く表現されてるように感じた。
それに2人を取り巻く本屋の店員さん達のキャラも。

今作品の短編の中では
「君と語る永遠」が1番良かった。
お父さんの息子への思いを考えると切なくて
早く、広辞苑片手で持てるようになってね。。

で、今回も1作目を読んだ時に思った事と
同様に、「ミステリーというには弱い」という事。
ミステリーを期待して読むのではなく
本屋さんの日常の物語を読むという感じで
気軽に読むのがベストだと思う。

★★★☆☆       

posted by ゆき at 14:53| Comment(7) | TrackBack(6) | 大崎梢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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